いえを売る 動画解説
【2021年最新】土地の売却に強い不動産会社を見つけるには?
このコラムの要点をサクッと解説
- ? ギモン
- 土地の売却に強い不動産会社を見つけるポイントとは?
- A. コタエ
- 様々な提案をしてくれる会社・スタッフがいる不動産会社を選ぼう。さらに、提案内容や販売活動に不安・不満を抱いた時は、いつでも不動産会社の変更OK!
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土地の売却に強い不動産会社を見つける方法とは?
こんにちは、2Line2スタッフです。
街中を見渡すと、不動産会社がいくつもあることに気づきます。しかし、たくさんあると一体何を基準に選べばいいのか、迷ってしまいますよね。
そこで今回は「不動産会社を選ぶポイントを」公認不動産コンサルティングマスターである井口さんに解説していただきます。
ぜひこの記事を参考に、ご自分にあった不動産会社を見つけてみてください。
売却を依頼する不動産会社を選ぶ3つのポイントとは?
さっそく、ポイントを説明していきましょう。まず一つめは、スタッフの提案力です。
会社の規模ではなく、スタッフの方の提案力に注目するということですか?
そうです。媒介契約には、納得できる説明を受けてから臨む必要があります。
そのため、担当するスタッフの提案スキルや販売戦略がしっかりしていて、納得できる説明ができるかどうか。これがまず重要になってくるんです。
二つめは、複数の提案があるかどうかです。
不動産会社やそのスタッフから、複数の選択肢が提案されているかどうか、ということでしょうか?
そのとおりです。今は売らずに、一時的に定期賃貸借契約で貸し出し、将来の帰郷に備えて保有しておいた方が良いと判断できるケースもあります。
売却だけが最善だとは言えない場合もある。その提案ができるかどうかがポイントなんですね。
はい。売主のことを考え選択肢を複数提案してくれるかが、不動産会社や担当スタッフを見極める上での重要項目になってきますよ。
以下に、売却を検討される売主に対して提案される方法の例と、チェックしたいポイントを挙げています。
A:売却(不動産会社の仲介による売却)
換金希望時期、建物引き渡し条件、事前リフォームすべきか、測量費用負担者、建物解体費用負担者などが、提案に盛り込まれているか。
B:買取(不動産会社による直接買取)
複数の買取業者に相見積もりを依頼して、そこから得た最高値を提案しているか(情報を比較しているか)。
C:賃貸
建物の場合は賃貸借契約だけでなくサブリース契約、民泊、シェアオフィスなど。
土地の場合は更地にして駐車場などにすることを検討し、提案しているか。
D:親族居住
家賃設定根拠と賃貸借契約書締結を提案しているか。
E:建て替え
現状の建築されている容積率や建ぺい率と、建て替えした際に最大限まで建築可能な容積率と建ぺい率とを比較。
その上で、どのくらい最有効活用に伸びしろがあるかまでを確認して提案しているか。
F:リフォームして、そのまま居住
買い替えをせずに、リフォームをして居住する選択肢はあるか。家族の同意やを受けているか。会社の通勤に不便はないか。
リフォーム費用を具体的に算出し、売却した際の手取り金額と比べてどうかをシミュレーションしているか。
これらの点をチェックして、スタッフの提案力をぜひ見定めてみてください。
たとえば、土地の売却に強い不動産会社かどうかを確かめるには、具体的にはどうすればいいんでしょう?
そうですね…先ほども申し上げたように、提案力を確かめてみるのも手でしょう。
更地にして駐車場にするなどといった具体的な提案をしてくれるなら、信頼できる不動産会社と考えられますね。
そして三つめが、スタッフの「通算仲介件数」の確認です。
担当スタッフさん個人の通算仲介件数を確認するんでしょうか?
そうです。もちろん、経験が多いことが絶対的に良いということではありません。しかし経験が多ければ、売主の売却事情と販売スタンス、税制なども考慮した上で提案してくれる可能性が高くなるでしょう。
会社にもよりますが、大手の不動産会社でも一人の営業スタッフが取引する件数は、年間20件から30件前後(月に2件前後)が多いようです。
不動産会社選びのポイントは「提案力」!
もし経験の浅いスタッフさんが担当になった場合はどうすればいいんでしょうか?
その人に熱意があれば、上司に相談しながら方法を模索し複数の提案を行ってくれることも十分期待できますよ。
過去の担当件数はひとつの目安として頭に入れておき、さらに担当スタッフがどこまで真剣に売主のことを考えた提案を行っているかどうかを見極めることが大切です。
提案力が大事なんですね。
そのとおりです。上の「3つのポイント」などを参考に、不動産の有効活用、賃貸や買取なども含め、あなたにとって最も良い提案を複数してくれる不動産会社や担当スタッフを選ぶようにしましょう。
不動産会社や担当スタッフは、いつでも変更可能
基本的な質問になりますが、売却を行う中で不動産会社を変更することはできるんでしょうか?
可能ですよ。不動産会社と媒介契約を締結したとしても、担当スタッフとのコミュケーションが思うように進まない場合や、提案内容・販売活動に納得がいかない場合には、途中で不動産会社を変更することができるんです。
提案内容に納得できるから信頼できる…ということですね。
そうですね。不安に思ったことは普段から気軽に担当スタッフに相談をし、的確、かつ納得のいく回答をもらいながら、二人三脚で売却を進めていきましょう。
まとめ:土地の売却に強い不動産会社を選ぶには?
売却活動においては、どの不動産会社を選ぶかに加えてどんなスタッフさんが担当になるかも重要なんですね。
「売主の立場になった提案をする」「複数の選択肢を提案する」「経験が豊富」「経験値は低くとも、熱意を持って仕事を進めている」といったポイントを参考にしながら、売主にとって最善の提案をしてくれる不動産会社と担当スタッフを見極めるべきですね。
加えて、不安・不満を感じた場合は、媒介契約を結んでいたとしても途中で不動産会社を変更することも可能だと。
はい。提案や販売活動の内容に納得できず、不満・不安を感じる場合は、不動産会社の変更を検討する勇気を持つことも、より良い売却活動のためには必要です。